■ はじめに

サクラダ工業では、年間約40,000点におよぶ多種多様な板金製品を製造しています。
製品ごとに形状・材質・工程が異なる中でも、不良率0.05%以下という高い品質基準を安定して維持し続けています。

本記事では、岐阜県の板金加工業として、どのようにしてこの品質保証の確実性を実現しているのか――
その生産体制と品質管理の仕組みについてご紹介します。


■ 品質保証の確実性を支える生産体制

サクラダ工業では、「品質保証の確実性」をものづくりの最優先項目と位置づけています。
品質は最終検査だけで守るものではなく、生産工程そのものを設計段階から管理・改善する仕組みによって支えられています。

当社では、3日ごとに生産計画を区切る短サイクル管理体制を採用。
これにより、工程全体を細かく把握しながら、特急品や追加製品などの急なご依頼にも柔軟に対応できる環境を整えています。

また、この3日サイクルにより、作業者全員が自分たちの受注量と作業負荷を一目で把握できるようになっています。
作業の効率化だけでなく、現場での気付きや改善が即座に反映できる仕組みを確立しています。


■ 板厚ごとの作業分担による効率化と品質安定

サクラダ工業では、製品を板厚ごとに作業台へ振り分ける生産方式を採用しています。
これにより、加工条件や溶接方法の違いに応じて最適な作業環境を整え、ばらつきの少ない安定した品質を実現しています。

作業者はそれぞれの専門分野に特化した設備とノウハウを活かし、効率的に作業を進めます。
結果として、高精度かつ安定した製品品質を短納期で提供できる体制が構築されています。


■ 工程チェックと最終検査による品質保証の徹底

品質を守るのは検査工程だけではありません。
各工程では、担当作業者による工程チェックを実施し、加工精度や寸法の異常を早期に発見しています。
こうした現場レベルでの品質意識が、最終的な品質保証の確実性を支えています。

さらに、生産の最終段階では検査担当者による最終検査を行い、外観・寸法・仕上げなどを厳密に確認。
問題のある製品は即時に工程へフィードバックし、再発防止につなげています。

このように、「つくる」工程と「確かめる」工程が連携する品質保証体制によって、
年間4万点を超える製品を安定して供給しながらも、不良率0.05%以下という水準を継続的に維持しています。


■ 岐阜県から信頼される板金加工企業として

岐阜県は多くの製造業が集積する地域であり、高精度な板金加工が求められる市場環境にあります。
サクラダ工業はその中で、品質とスピードの両立を目指し、「確実な品質保証」と「柔軟な生産対応力」を両軸に成長を続けています。

「品質こそ信頼の証」――その考えのもと、私たちは日々の改善活動を重ね、
お客様の製品づくりを確実に支えるパートナーであり続けます。


■ まとめ

  • 年間約40,000点の多品種製品を生産

  • 不良率0.05%以下を安定的に維持

  • 3日サイクルの生産管理で特急・追加品にも柔軟対応

  • 板厚ごとの作業分担で効率化と品質安定を両立

  • 工程チェックと最終検査で品質保証の確実性を実現

岐阜県で板金加工業者をお探しの方、または品質重視の製造パートナーをお求めの企業様は、ぜひサクラダ工業までご相談ください。
確かな技術力と徹底した品質管理で、貴社のものづくりを全力でサポートいたします。